タイトル 「天使の羽」 347 ひなたにとって 中塚総合病院で働くことは ストレスでしかない。 姉が密かに苦しんでるのも嫌だし、 両親が勤めてることも嫌だった。 それでも現場に来ることが 癒しにさえ感じられる。 そこに行けば、 いつだって 翔太がいる。 翔太の姿を見るだけで いろんな嫌なことを忘れられる。