ひん死の白鳥は代名詞。
「サンサーンス」の白鳥を演じているアンナパブロワ。
「サンサーンス」の白鳥は学校でも
いやいや聴かされるクラシックの名曲だ。
きれいな音色に合わせて、
死にかけの白鳥を舞ったパブロワ。
アンナ・パヴロワ(Anna Pavlova/1881-1931)は、
20世紀初頭のロシアを代表するバレリーナ。
18歳で1899年にサンクトペテルブルクバレエ団(現マリインスキー・バレエ)に入団し、
「ジゼル」のタイトルロールで大成功を収めた。
ちなみに今回の世界選手権でキムヨナが選んだ曲は、
この「ジゼル」
バレエの代名詞のような曲だ。
けしてデカプリオの元かの、ジゼル・ブンチェンじゃない。
ジゼル・ブンチェン
ロシア革命の騒乱を逃れて1912年にイギリスのロンドンに移住。
その後は自前のバレエ団を結成し、世界中で活躍した。
ツアー中にオランダのデン・ハーグで胸膜炎のために急死。
彼女の名を汚さぬよう、
「瀕死の白鳥」は以後20年間、誰も踊ることがなかったという