タイトル 「天使の羽」 209「本当にそれでいいのか」隆人は小春を慌てて見つめなおした。隆人は明らかに動揺していた。「その代わり条件があるわ」小春はニヤリと微笑んだ。メスを握った時と同じ悪魔の微笑である。