倉木麻衣の「1000万回のキス」って、
そんなにキスしたら、きっとくちびるがはれるな。
それだけじゃない。
つばで臭くて臭くて仕方ないだろう。
カラオケボックスのマイクと同じ臭いがするに違いない。
倉木麻衣の「1000万回のキス」をカラオケで歌うと、
きっとああ、つば臭い。
臭いが気になる。
そう、もうこの文を読んだ人は気になってしまうだろう。
ちょっとしたマインドコントロールだな。
で、ジョルジュ・サンド。
名前が印象的で、サンドイッチを見ると、
ショパンの恋人って、ハムサンドだっけ。
ツナサンドだっけと思うに違いない。
食パンにショパン、
サンドイッチに、ジョルジュ・サンド。
もうサンドイッチセットを見ると、
ジョルジュ・サンドを思い出すに違いない。
そこでジョルジュ・サンドとは誰?
やっと興味を持ってくれただろう。
普通なら、ショパンの恋人なんてって思うはず。
ジョルジュ・サンドは、音楽史に名を残す女流作家だ。
×1、子持ち。
しかも婚約者のいたショパンを略奪。
当時はスキャンダルにまみれた女だったはずだ。
男装していたのは、男に負けたくないという気持ちの現れで、
恋多き女としても知られる。
ただショパンの名曲のほとんどがサンドと暮らしてた頃に
つくられてるから、ショピニスト(ショパンファン)にとっては
悪い女に引っかかって良かったと感謝すべきかもしれない。
一途なショパンと恋多き女サンド。
しかしサンドのショパンへの猛烈な愛情表現に
ショパンは舞いあがり、多くの作品を残したのは確かのようだ。
結局、サンドはショパンが自分の娘に恋してるんじゃと、
勝手に思い込み、別れることになるが。
ショパンはサンドを好きだったんじゃないかと個人的には思う。
それからすぐショパンは病気で死んでしまう。
もしかしたら最後にサンドに会いたかったのかもしれないが、
ショパンの姉が会わせなかったみたいだ。
まあ、その中でも二人の恋の逃避行を代表する曲が、
「雨だれ」
けして「鼻たれ」ではない。
有名な曲なので、聴けば、ああと思うだろう。