タイトル 「天使の羽」 956 | 可愛い君に愛を囁きたい

可愛い君に愛を囁きたい

みぃたんと忍者たなかーず


「でもひなたには私の翼、見えてないんだよね」


「見えないよ」


「じゃあ、跳べっこないよ」


「跳べるって、絶対」


「どうして?」


「だって鈴音は翼の力で


 4回転ジャンプをきめたんじゃないんだから」


 鈴音は首をひねった。


「鈴音は鈴音自身の能力で


 4回転ジャンプを跳んだのよ」

「翼の力を借りずに?」


「そう!」


「そうかな……?」