タイトル 「天使の羽」 1022 | 可愛い君に愛を囁きたい

可愛い君に愛を囁きたい

みぃたんと忍者たなかーず


「……。だよね」 


 おめでとうって、言えないよ。


 今なら心の底から


 おめでとうって言えるのに……。


「酔いつぶれたってのは本当だよ」


 翔太は銀盤のスターなのだ。


 翔太にも気を使ってるのかもしれない。


 そんなことをひなたが考えてると、


 鈴音が急に明るい声で言った。


「あのさ、今度、会おうよ」


「いいよ。どこで会う、


 やっぱり渋谷……」 


 鈴音に会うのは久し振りだ。