タイトル 「天使の羽」 695 | 可愛い君に愛を囁きたい

可愛い君に愛を囁きたい

みぃたんと忍者たなかーず


そんな中、畠山は


鈴音に大会に


出るように勧めた。


鈴音は結局、


スランプから抜け出せず、


不調のまま大会を


迎えることになった。


 鈴音が所属している


 スケートクラブ内の大会だ。


 ノービス(小学生)、


 ジュニア(中、高校生)、


 シニア(高校生以上)の部に


 分かれて、競われる。


「本来の実力さえ出せれば、


 たいしたことないのよ」


 誰も注目しないマイナーな大会だ。


 客席を埋めているのも、


 きっと出場者の身内だけだろう。


 客席は空っぽだ。