瀧内公美が笹野高史を監禁し強制Hする幻の初脱ぎ作品「グレイトフルデッド」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

 

 

「世界最後の日々」「地球でたったふたり」の内田英治監督が孤独老人観察を趣味とする女性と孤独死寸前の老人との愛憎を描く2014年公開の異色サスペンスです。

 

両親に愛されず孤独な人生を歩んできたナミは、孤独な人間を観察する趣味を持っていた。ある日、いまにも孤独死しそうな老人・塩見を見つけたナミは、塩見を観察することに熱中するが、そんな塩見の前に現われたボランティアのスヨンが、「信仰」という救いで塩見の人生を一変させる。幸せそうな塩見を見て嫉妬心にかられたナミは、塩見を拉致監禁するが…

 

瀧内公美さんが「彼女の人生は間違いじゃない」や「火口のふたり」で注目される前に主演し、ガッツリ脱いでいた幻の作品です。

いつか観よう思っていましたが内田英治監督作品があんまり好きじゃないのでなかなか観ることがなかったんですが、なんとなくAmazonプライムで目についたので観ました。

瀧内さんが老人を「完全なる飼育」するお話で笹野さん演じる老人を監禁して無理やりHするシーンはなかなかのエロさでした。しかもその直前には血みどろの殺戮シーンがあったり、なかなか出演OKする女優はいなさそうな役でした。

ここまでやったのに公開当時にはほぼ話題になっていなかったのが不思議なレベルです。

内田英治作品としても最近の雑なメジャー映画よりは工夫も多くてずっと面白い仕上がりでした。

山田洋次映画では観られない笹野さんの終盤の怪演も見どころでした。