2022年製作の「日本統一」外伝シリーズ第8作です。
悠成会・加須支部に空き巣が入る。金は既に金庫から移動させていたが、テルは顔面蒼白で桜木らを追い出し、事務所に閉じこもってしまう。テルを心配する氷室と田村だったが、テルにはどうしても取り返さねばならないものが。
中島の予想通り、もう一度事務所に忍び込んだ泥棒を、待ち構えていたテルが捕まえようとするが、二人組の泥棒は逃げてしまう。
地元ではパルクール兄弟と呼ばれ有名な二人は、兄の一郎がグレたことにより窃盗団に入ったというが、そこにはある理由があっり…
ゴールデンボンバーの喜矢武豊が演じるテルが主人公となるエピソードです。
パルクール兄弟にはアクション俳優の丞威が演じていて、いつもとかなりルックが違うエピソードです。
本編とは違いヤクザの抗争はなく、敵は悪徳刑事。現職刑事が弱いものにつけこんで犯罪をさせるという窃盗団で荒稼ぎしていることを知り、悠成会が動きます。盗まれたものは侠和会バッジとカフスボタンでそれを取り返すためにテルが必死になり、その様子がおかしいことを知り、氷室と田村が山崎一門を動かします。
パルクール兄弟が事故で体が不自由になった妹のために窃盗団の片棒を担がされていたことを知ると山崎一門は彼らを守り、悪徳刑事を退治するためにひと肌脱ぎます。
テルが「タクシードライバー」のトラヴィスのモノマネをしたりするベタなコメディパートもありますが、この外伝シリーズの中では笑い少なめで泣かせる展開すらあったりするレアなエピソードでした!