
2020年製作のシリーズ第38作です。
丸神会傘下の我尊会の若頭小渕が、北陸の加賀温泉で殺される。
その結果、丸神会を追われた菊村は絶縁処分となり、その情報は侠和会の氷室や田村たちにも入る。
我尊会会長の海部は身の危険を感じ、侠和会幹部の神山に、自身の後ろ盾になってほしいと相談。
しかし直後に弾かれ意識不明の重体へと陥ることになり…
三上のエピソードは終わったものの三上はこの回にも登場しました。海部とか小渕とか丸神の幹部の名前がモロ元総理なのが凄いです。
丸神を破門になった菊村がコンビだった辰巳を裏からバックアップするため暴走するエピソードです。
氷室と田村は一命を取り留めた海部から俠和は襲撃に無関係だと言質をとるため、海部を守りに北陸に飛び、がら空きとなった神戸では川谷の妻が菊村に誘拐され、川谷は妻を助け行こうとし、菊村はやってきた川谷の命を取ろうとてぐすねひいています。
その動きを察知した三上が氷室に異変を伝えたため、氷室と田村が神戸に飛んで菊村を始末します。
なかなかサスペンスフルな展開で面白いエピソードでした。
丸神の沖田も氷室からこの件の真相を知らされ、助けられるという流れも出来て、これがきっかけで沖田も俠和に抱き込めるのではと思える展開でした。
シリーズ中屈指の面白さの回かも。