大河ヤクザオリジナルビデシリーズの第1作には豪華キャストと異色キャストが混在していた「日本統一」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

 

 

 本宮泰風と山口祥行主演のオリジナルビデオシリーズの2013年製作の第1作です。

 

 

横浜の不良・氷室と田村は地元ヤクザを解散に追い込んだのをきっかけに命を狙われ、安西組の若頭・秋本の手引きで神戸へ逃げる。相変わらず敵を作っていく氷室たちはある日、巨大組織・侠和会の川谷に認められるものの、同時に侠和会傘下の三上組と対立し、抗争事件に発展し…

 

横浜の半グレ氷室と田村が広域暴力団侠和会にケンカを売り、横浜から神戸に逃れて龍征会を立ち上げ、300人を超えるヤクザに成長し、侠和会が流星会つぶしに動きだすというのが第1作の流れでした。

侠和会の会長に千葉真一がいて、若頭に白竜がいて、哀川翔や小沢仁志らヤクザVシネでおなじみの顔ぶれが大挙出演し、やる気を感じさせる一方、芸人のハチミツ二郎や元野球選手の愛甲猛の登場でずっこけ演技を披露したりしていて飽きさせません。

タイトルは日本統一なので龍征会の氷室が日本全国に進出していくことを予想させますが、ここから全国47都道府県よりも多い60作を超えるシリーズになるとはだれも予想していなかったのでは。