西野七瀬が「ヘビーローテーション」を熱唱する!「少年と犬」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

馳星周の直木賞受賞作「少年と犬」を、「ラーゲリより愛を込めて」の瀬々敬久監督がオリジナル要素を加えて映画化した作品です。

震災から半年後の宮城県仙台市。職を失った和正は、震災で飼い主を亡くした犬の多聞と出会う。多聞は常に西の方角を気にしていた。やがて家族を助けるため危険な仕事に手を染めた和正は事件に巻き込まれ、混乱の中で多聞は姿を消す。時が流れ、多聞は滋賀県で暮らす美羽のもとで過ごしていた。悲しい秘密を抱える美羽は、多聞と過ごすことで平和な日常を取り戻す。そんな彼女の前に多聞を追ってきた和正が現れ…


なかなか少年が登場せずに窃盗団の青年とか恋人を殺したデリヘル嬢の話が続きタイトルに偽りありかと思いきや、犬の最終目的地に少年が出てきてほっとしました。

西野七瀬がデリヘル嬢役ですが、たいしてイヤらしい場面はなく、客役で吉岡睦雄が出てきて、今週封切りの「悪い夏」「BAUS」に続いて3本目でびっくり。

一番の注目ポイントはデリヘル嬢が妹の結婚式で窃盗団の青年、高橋文哉とAKB48の「ヘビーローテーション」を熱唱する場面で、みんなに白い目で見られていたりするのが楽しい映画でした。