いかにも実話ベースな重いドラマだった「TATAMI」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「SKIN 短編」で第91回アカデミー短編実写映画賞を受賞したイスラエル出身の映画監督ガイ・ナッティブと「聖地には蜘蛛が巣を張る」で第75回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞したイラン出身の俳優ザーラ・アミールが共同監督し、実話をベースに描いた社会派ドラマです。

ジョージアの首都トビリシで女子世界柔道選手権が開催。イラン代表選手のレイラ・ホセイニとコーチのマルヤム・ガンバリは、順調に勝ち進んでいたが、金メダルを目前に政府から敵対国であるイスラエルとの対戦を避けるため棄権を命じられる。自分自身と人質に取られた家族にも危険が及ぶなか、政府に従い棄権するか、それとも自由と尊厳のために戦い続けるか決断を迫られ…


ガンバリというコーチの名前のインパクトが凄くて、ドラマの重さとのギャップが凄いです。

政治的な理由で大会を棄権しろと言われ、それに背いて国に脅迫されるとか凡人にはありえない人生過ぎてリアリティーを逆に感じられなかったりします。

もうちょっとサスペンス寄りな作りなら楽しめたかも。