監督の舞台挨拶つきで観た「ココでのはなし」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「SUPER HAPPY FOREVER」「夜のまにまに」など出演作が続く山本奈衣瑠が主演、こささりょうまの初長編監督作品です。

2021年の東京。ゲストハウス「ココ」では、住み込みアルバイト詩子が、元旅人でオーナーの博文と、SNSでライフハック動画を配信することにハマっている泉さんと慎ましくも満ち足りた生活を送っている。ココにやってくるのはくすぶっている存(たもつ)や、声優の夢をあきらめ就職しようとするも帰国を促されている中国人のシャオルーなど、悩みを抱える若者たち。そんな彼らを笑顔で迎える詩子にも、故郷を飛び出してきた訳ありの過去があり…




こささりょうま監督の舞台挨拶つきで観ました。

監督も一緒に劇場で観ていたそうです。去年の5月以来のシネマスコーレ。

この作品はコロナ禍でくすぶっていた時期に映画を作りたいなと思い2021年に撮影。東京オリンピック後の東京を撮りたくてこの時期に撮影。元は短編映画を企画していたけど、コロナ禍に悩んでいる人たちを観たのでいろんな人の物語を描く短編連作みたいにしたいと思ったとか。

詩子のエピソードは実母のエピソード、存は自分にあったことを描いている。

バックパッカーをやっていて知り合ったゲストハウスで出会った海外の友達に見せたかった。

海外の人でも聞き分けられる声に特徴ある人をキャスティングしたかったと。

存さんの三河悠冴はあてがき。

山本奈衣瑠さんはまだ映画出演作品が公開前に撮影。

どんなに悪い人もお腹はすくし、人間は生きるために食事しなきゃいけない。それが映画のテーマになればと食をモチーフにしている。

完成は2023年5月。整音に時間かけたり、海外の映画祭に持っていったり、公開までにしっかり準備も出来たと。

海外の反応も凄く良かった。

ポーランドのワルシャワ国際映画祭でワールドプレミアも。

今「晩餐ブルース」というドラマをやっている。