佐野和真主演ノヤンキーアクション「ガチバン」シリーズノ2009年製作の第4弾です。
ヤンキー軍団「ぶらっくドクロ団」の団長・森紋児は、全国制覇を目指してケンカに明け暮れていた。ある日、歌舞伎町へと乗り込んだ紋児らは、政宗率いるギャング集団「デルヘル」と遭遇し、冷政宗に拳銃を突きつけられ…
3から佐野和真主演となり、ちゃんと全国制覇を目指す感じになりつつありますが、渋谷に進出するなりチーマー風の政宗に銃を突きつけられ、そこをヤクザに助けられて紋児はヤクザにあこがれ始めるという展開。
作中ではヤクザが最強みたいな感じがすごく時代錯誤な感じで観ていて不安になります。また政宗がチーマーという派手が1ミリもない「実録連合赤軍」のタモト晴嵐なのでヤンキーアクションにはものすごく場違い感があります。
最初にヤクザにボコボコにされて最後にもまた銃を持って登場しますがまたしてもヤクザ介入で解決という終わり方がヤンキーアクションとしてはこれ以上ない残念さで爽快感のないエンディング。
2009年に作品を量産しすぎて迷走しているとしかいいようのないシリーズ第4作でした。