自殺志願者VS殺人鬼の異色サスペンスだった「ドント・ムーブ」 | キネマ画報

キネマ画報

名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

サム・ライミ製作のNETFLIXオリジナルサスペンス映画です。

 

フォルニア州ビッグサーの森で連続殺人鬼に狙われたある女性。筋弛緩(しかん)剤を打たれ、完全に体が動かなくなるまでに逃げ切らなければ命はない。残された時間は20分…

 

息子を亡くした悲しみから立ち直れない女性が森で自殺をしようとしていたとき、話しかけてくる男が彼は実は殺人鬼でヒロインに筋弛緩剤を打ち、死のゲームを開始する。

ヒロインは自殺を邪魔されて殺人鬼のおもちゃにされようとするのを逃げて、いろいろと人を巻き込み、関係ない人が犠牲になっていき、犯人と対峙するという展開がなんか異様です。

死のうとしていたのに殺されそうになると逃げ、彼女のかわりに何人も犠牲になり、自殺をしようとしていた彼女が生きようとする皮肉な展開がちょっと目新しいサスペンスでした。