長編デビュー作「こちらあみ子」で第27回新藤兼人賞金賞を受賞するなど高く評価された森井勇佑監督が詩人・中尾太一の詩集「ルート29、解放」にインスピレーションを受けたロードムービーです。
他人と必要以上のコミュニケーションを取ることができない孤独なのり子は、鳥取で清掃員として働いている。ある日、彼女は仕事で訪れた病院の入院患者・理映子から「娘のハルを連れてきてほしい」と頼まれ、姫路へと向かう。やがて見つけたハルは風変わりな女の子で、初対面ののり子に「トンボ」というあだ名をつける。のり子とハルは姫路と鳥取を結ぶ国道29号線を進むなかで、さまざまな人たちと出会いながら互いの絆を深め、のり子の心は喜びや悲しみの感情で満たされていき…
綾瀬はるかという女優は映画の神様に呪われているのか主演作品が毎回失敗作です。
今回は数々の失敗作の中でも抜群に退屈な仕上がりでした。
まあ監督の独りよがりも甚だしいひどいセンスの退屈な場面が羅列されているだけの映画と呼びたくないレベルの内容でした。