後に劇場版も監督する2005年に三池崇史監督が製作した「龍が如く」の少年時代を描く短編作品です。
Amazonプライムで観ました。
児童養護施設「ひまわり」で育った桐生一馬と錦山彰。そして1980年の夏、ある事件により両親を失った澤村由美という女の子が「ひまわり」入所してくる。次第に心を打ち解けてきた由美と、一馬、彰の3人は兄弟のように成長していった。思春期を迎えた3人はお互いを異性として意識しだす。そして一馬と彰は、かねてより何かにつけ「ひまわり」をサポートしてきた東城会系風間組組長・風間新太郎の組に入ることを決意し…
三池監督の劇場版は観ていましたが、この序章は存在すら全く知らず、amazonプライムで配信されていることで初めて知りました。
船木誠勝というレスラーを大胆にも主演に起用しているところが三池監督らしいですが、せっかくの彼の肉体も刺青を見せるためだけにしか機能せず、アクションシーンが全然ないのが残念な作品でした。
というか彼の出演シーンはごくわずかでメインは1980年の少年時代のエピソードで1995年とカットバックする感じです。
一馬と彰と由美の出会いを描くのがメインでVシネマで鳴らした三池監督ならではのヤクザ描写も少なく大人しめの作品でした。
終盤いきなりゲーム場面になったので当時のゲームのリリースPR用の作品だったのかも。