阪元裕吾監督による青春アクションエンタテインメント「ベイビーわるきゅーれ」の第3弾です。
殺し屋協会に所属する殺し屋コンビ、杉本ちさとと深川まひろは、出張先の宮崎県で早々にミッションをこなし、バカンス気分を満喫。ちさとは今日がまひろの誕生日であることに気づくが、次の殺しの予定が入っているため誕生日プレゼントを用意するひまがない。ちさとは内心の焦りを隠しながら、チンピラを1人消すだけの簡単な仕事のため、まひろとともに宮崎県庁に向かうが、そこで謎の男がターゲットに銃を向けている現場に出くわし…
前田敦子と池松壮亮の新キャラに期待値は低かったんですが、観てみたらごめんなさいしたくなるくらいハマリ役でした。
池松壮亮の身体能力の高さはなんなのか?
「シン仮面ライダー」でもアクションが出来るところは見せていましたが、「ぼくのお日さま」ではフィギュアスケートまでこなしていたし、今回は本業スタントマンのまひろ役伊澤さん相手に最強の相手として申し分ない強さを見せていました。
冒頭のアクションとクライマックスのアクションを対比させる見せ場も効果的で肉弾アクションシーンが世界一面白いシリーズです。
またキャラクターがほとんど生きるのに不器用なコミュ障ばっかりでそういう人たちの苦しみに寄り添うドラマが根底にあるのがこの作品の池松壮亮、前田敦子のキャラで痛感しました。
一作ごとにクオリティを高めていく奇跡のシリーズの今後にも期待です。