「ゴジラ」シリーズなどで怪獣造形の礎をつくった美術造形家・村瀬継蔵が88歳にして初総監督をした特撮ファンタジーです。
特殊美術造形家の時宮健三が他界。孫の朱莉は時宮の仕事に良い思い出がなく、複雑な心境でファン向けのお別れ会に参列する。そこには特撮ファンである同級生・卓也も来ていて、二人は時宮が作ろうとしていた映画「神の筆」に出演予定だったという穂積との出会いをきっかけに、その映画の世界に入り込んでしまい…
特撮愛によって作られたノスタルジックなファンタジーだけど、やっぱり全体的に素人臭い作劇で、仲間内の遊びを超えるものではないなという感じ。
特撮に関心ない若い人にはなんか退屈かも。