ハリウッドスターが主演だけど、Vシネマを観ているような気分になってくる「ザ・ユニオン」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

 

NETFLIXオリジナルのマーク・ウォルバーグとハル・ベリー共演のアクション作品です。

 

建設作業員のマイクは25年前に消えた恋人ロクサーヌと再会する。気がつくと彼はロンドンに。ロクサーヌはザ・ユニオンと特殊工作組織にいて、新たなミッションに経歴のない男が必要だと彼を勧誘する。マイクはそのミッションのため、2週間エージェントになるための特訓を受けるが…

 

マーク・ウォルバーグもハル・ベリーもひと昔前のスター感が否めないですが、全体的に安定感が半端なく感覚的にはNETFLIX製のVシネマを観ているような気分になります。

残念なのは魅力的な敵が不在なことで、主人公がこのミッションに参加するためのモチベーションが足りません。

世界を股にかけたミッションが展開するものの、そんなに大した見せ場もなく、とはいえ脇役までそこそこ観たことあるキャストが揃っているし、このスケール感もふくめてちょうどVシネマっぽいです。

終わり方がいかにもシリーズ第1作っぽい感じを出していますが、果たしてこれはシリーズされるのか?

続編が出来たら多少はスケールアップするのか。

このままだと平均年齢が中途半端に高くて、どんどんアクションが地味になっていきそうです。