「あぶない刑事」よりも古い刑事アクションが復活!「ビバリーヒルズ・コップ アクセル・フォーリー」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

エディ・マーフィ主演の大ヒットアクションシリーズの30年ぶりの続編となる第4作です。

かつて高級住宅街ビバリーヒルズで数々の難事件に挑んだデトロイト市警の型破りな刑事アクセル・フォーリーは、娘の命が危険にさらされ、新たな相棒と組んで事件を追う。時代の変化によって以前と同じような捜査ができないアクセルだったが、ビリー・ローズウッドやジョン・タガートら旧知の仲間たちの力を借りながら、持ち前の行動力と正義感で事件の真相を暴いていき…

 

デトロイト市警に勤務するアクセルのかつての同僚ローズウッドからアクセルの娘で弁護士のジェーンの危機を知らせる電話が入り、ビバリーヒルズにアクセルが帰って来る物語です。娘は警官殺しの案件を追っており、ビバリーヒルズの警察は犯罪組織とつながる悪徳刑事がいて、事件を追う刑事とアクセルを追い込んでいくというわりとベタな刑事ドラマが展開します。

旧シリーズのメンバーはほどほどに出演し、敵の悪徳刑事がケビン・ベーコンで娘の元恋人で新たな相棒になる刑事がジョセフ・ゴードン・レヴィットがいてまあまあ手堅いキャスティングです。

派手なアクションもそこそこあり、すべてにおいてそこそこなのとBGMなどで必死に80年代感を出そうとしているのがわかります。

思えば「あぶない刑事」が86年スタートで、このシリーズが84年から始まっていることを思うとエディ・マーフィの老いなさは驚異的かも。

エディ・マーフィの存在より、作りの手堅さの方が昔っぽさを感じる作品でした。