想像以上にバカで下ネタだらけの映画だった「ドライブアウェイ・ドールズ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「ファーゴ」「ノーカントリー」など数多くの作品を手がけてきたイーサン・コーエンの初単独監督作品です。

 

ジェイミーとマリアンは、車の配送(=ドライブアウェイ)をしながらアメリカ縦断のドライブに出かける。しかし、配送会社が手配した車のトランクに謎のスーツケースがあるのを見つけ、その中にブツが入っていたことから、スーツケースを取り戻そうとするギャングたちから追われるはめに…


あのコーエン兄弟がソロになって作った映画が、コーエン兄弟時代のダメな方のコメディの上を行くバカバカしい下ネタだらけの映画を作っていて、なんか嬉しかったです。

世の中、不真面目なものや下ネタを排除する流れの中で、時代と逆行するような内容を堂々とやってのけるのは巨匠とも言えるキャリアがあるからこそなのかも。