一番の見どころは松坂慶子みたいになっていた池上季実子「風の奏の君へ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

あさのあつこの小説「透き通った風が吹いて」を原案に、自身も美作市で育った大谷健太郎が監督・脚本を手がけたラブストーリーです。

 

美作で無気力な日々を過ごす浪人生の渓哉と、家業の茶葉屋「まなか屋」で町を盛り上げようと尽力する兄・淳也。ある日、コンサートツアーで町にやって来たピアニストの里香が演奏中に倒れ、療養を兼ねてしばらく滞在することに。かつて大学時代に東京で里香と交際していた淳也は彼女に冷たいが、渓哉は里香にほのかな恋心を募らせていく。実は里香には、どうしてもこの地へ来なければならない理由があり…


美作市の観光PRが目的で作られたであろう内容は面白くもなんともなく、TVで顔が売れている俳優をキャスティングし、市の関係者を納得させ、出資させて、当たり障りないメロドラマを作りましたという感じです。

ただ松坂慶子みたいなおばあちゃんになっていた池上季実子の現在の姿だけはインパクトありました。