新作を観る前にシリーズ全作をおさらい④「あぶない刑事リターンズ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

 

 

1989年の「もっとあぶない刑事」以来、7年ぶりに復活した1996年公開のシリーズ第4作です。

 

 

横浜・中華街で爆弾事件が発生し、港署の刑事・タカとユージは新任課長・深町の指示を無視し独断捜査を開始。現場にいたコンパニオン・麻美から、使われた爆弾がユージが5年前に逮捕した爆弾魔・唐木の仕事であったことをつかんだ二人は、唐木の隠れ家で横浜の大手銀行の頭取会議を襲撃する計画を知る。トオルと新米刑事・トラを伴って会場であるホテルへ赴いたタカとユージは頭取たちは救出したものの、10億円の現金とトラを奪われてしまい…

 

捜査にCGとかの図面を取り入れたりする一方、ポケベルやテレクラが登場して時代を感じさせる作品です。

反面、VRゴーグルを使う場面もあり、意外に先取り感も。

ヒロインがエロVシネの女王大竹一重なことにびっくりです。ゲストが倉田てつをやまだ若手だった伊原剛志だったりでこれまでの敵キャラに比べるとかなり軽めのイメージ。

課長が中条静夫の死により小林稔侍に交代しています。

伊原剛志は終盤のアクションでJAC出身の強みを見せたりしています。

舘ひろしのノーヘルバイクアクションは今観ても凄いけど、違法だよなあという気もします。

ドラマ開始当初は「トップガン」でトム・クルーズもノーヘルだったけど、今はやばいなあという気持ちが先立ちます。

ラストのバカバカしさはなかなか強烈で楽しい作品でした。