過大評価されすぎじゃないかと思う「関心領域」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「アンダー・ザ・スキン 種の捕食」のジョナサン・グレイザー監督がイギリスの作家マーティン・エイミスの小説を原案に映画化した作品で、2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリ、第96回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞作品。

 

1945年、アウシュビッツ収容所の所長ルドルフ・ヘスとその妻ヘドウィグら家族は、収容所の隣で幸せに暮らしていた。どこにでもある穏やかな日常。しかし、壁ひとつ隔てたアウシュビッツ収容所の存在が、音、建物からあがる煙、家族の交わす何気ない会話や視線、そして気配から着実に伝わってくる…


冒頭に長い黒みがあり一気に睡魔に襲われました。

ヘスの家族の日常に隣接する収容所での蛮行を匂わせる。手法としては新しいナチス映画ですが、この映画に全く魅力を感じませんでした。賞は獲るだろうけど、評価高いだろうけど、退屈でした。