「愛なのに」の城定秀夫監督が、湊よりこ原作の人気レディースコミック「セフレの品格(プライド)」シリーズを映画化した2部作です。
派遣社員のシングルマザーで36歳の森村抄子は高校の同窓会で離婚歴を同級生たちにからかわれ、息苦しさを感じていた。そんな彼女を連れ出したのは、産婦人科医になった初恋相手・北田一樹だった。彼と身体を重ねた抄子は、これまで感じたことのない快感を知る。一樹から「セフレ」として身体だけの関係を楽しもうと提案された抄子は彼との一夜を忘れられず深みにはまっていき…
城定監督の舞台挨拶付きで観ました。
監督は1年ぶりくらいのスコーレです。
日活からの企画でコロナ前から動いていて3年くらいかかった作品。
10話に割って配信するつもりで制作していた。劇場で公開する予定はあったけど、パンフも制作されず。よくシネコンで公開されたもんだと思った。
原作は昔の韓国ドラマみたいに展開が早く3巻分くらいしか、映画化出来なかった。
なるべくキャラクターは原作から拾っているけど、青柳さんは原作と違うキャラになっている。行平さんはオーディション。原作よりかなり若い。
決意はかなりアレンジしていて、ボクシングをきちんと描いている。石橋さんはプロボクサーで「ビリーバーズ」で仕事していたのでオファー。
高石さんは凄かった。決意は高石さんに持っていかれた。「ベイビーわるきゅーれ」を観ていなかったけど、オーディションで決めた。
特に何も言っていないし、芝居が強いのでカットもあんまり割らなかった。
上司は原作にもいるけど、滅茶苦茶ひどいヤツ。なので憎めないキャラにした。新納さんはキャスティングの人のオススメだった。
娘役はスコーレの舞台挨拶のあと、スコーレで1日映画を観て「めぐみへの誓い」のめぐみ役だったので選んだ。
続編はいくらでも作れる。ほぼ「花と蛇」のパリ編とかある。
2本立て出来る機会はなかなかなかった。
来月は「ブラックジャック」を放送。原作好きだし面白い。まだ仕上っていない。
映画は完成していて発表されていないのがある。