太宰治がらみの映画はなぜ駄作ばかりなのか?「未帰還の友に」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

太宰治が戦争をテーマにつづった短編小説「未帰還の友に」を「女生徒・1936」の福間雄三が監督・脚本を手がけ「花筐 HANAGATAMI」の窪塚俊介主演で映画化した作品です。

学生たちに慕われている小説家の“先生”は、その中の1人の鶴田に特別な友情を感じる。そんな鶴田が戦争へ行くことになり、出征前に先生と鶴田は酒を酌み交わす。彼らが常連となっていた居酒屋の娘マサ子は新宿ムーランルージュの新人ダンサーで、鶴田とは手紙のやりとりを通して恋を育んでいたが出征が決まった鶴田は苦悩しながらもマサ子との別れを決め、先生にそのことを告げ…


あまりに低予算でみすぼらしい映画でした。戦争やムーランをきちんと描けないならやるべきではないのではと思える内容でした。

無意味な1シーン1カットはただただ画面が退屈で、酷かったし、何より退屈過ぎました。