沖縄が舞台なのに沖縄方言がまったくないのが不自然過ぎる「ゴールド・ボーイ」 | キネマ画報

キネマ画報

名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「バッド・キッズ 隠秘之罪」のタイトルでドラマ化され中国で人気を集めたズー・ジンチェンの小説「悪童たち」を原作に平成『ガメラ』シリーズ3部作の金子修介監督が映画化したクライムサスペンスです。

 

実業家の婿養子である東昇は義理の両親を崖の上から突き落として殺害する。その現場を3人の少年少女が偶然にもカメラでとらえてしまう。それぞれ複雑な家庭環境や家族の問題を抱える少年たちは、東を脅迫して大金を手に入れようとするが…


思っていた以上に血みどろな展開でびっくりでした。子どもが主人公でこんなにも沢山の人が死ぬとは…「デスノート」もこれほどではと思える計算高さで人を陥れていく少年のピカレスクロマンな感じは大いに楽しめますが、全編沖縄ロケをしているのに沖縄方言がまったくないのはやっぱり違和感しかないのが残念。