マーチン・ブレストは「ミッドナイト・ラン」の監督「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

ドイツで大ヒットを記録し日本でもリメイクされた1997年製作のロードムービーです。

 

医師から余命宣告を受け、末期病棟の同室に入院させられたマーチンとルディは死ぬ前に海を見ようと病院を抜け出す。駐車場のベンツを盗んで人生最後の旅に出た二人はその車がギャングのもので、中には大金が積まれていたことからギャングのみならず警察からも追われる身となり…


病院で脳腫瘍で手遅れと言われたマーチンと父と同じ骨肉腫と診断されたルディは病室でテキーラを見つけ、酔った勢いで盗んだ車で病院から逃亡したら、車には大金があり、余生をやりたいことをやって死のうとする痛快な作品でした。

主人公のマーチン・ブレストの名前はきっとロバート・デ・ニーロ主演の「ミッドナイト・ラン」の監督の名前から取られていると思われ、この作品も「ミッドナイト・ラン」同様バディものの傑作なことを再確認しました。警察もギャングも間抜けで愛嬌があり、みんな愛すべきキャラクターなのは俳優発信の作品ならではなのかも。