17世紀の朝鮮王朝を舞台にした傑作歴史サスペンスだった「梟 フクロウ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

17世紀・朝鮮王朝時代の記録物「仁祖実録」に記された“怪奇の死”にまつわる謎を題材にし、韓国で大ヒットを記録したサスペンススリラーです。

 

盲目の鍼医ギョンスは病の弟を救うため、ある秘密を抱えながら宮廷で働いていた。ある夜、ギョンスは王の子の死を“目撃”したことで、追われる身となり…


17世紀の朝鮮王朝で王と世子とが清国との関係を巡り対立し、息子を暗殺するという現場に立ち会ってしまった鍼医のサバイバルの物語でした。鍼医は暗いところでは目が見えるけど、見えない振りをして盲目の鍼医として宮廷に入り込んだことから、歴史的陰謀に巻き込まれます。

観たことのあるスターはいない感じですが、物語の展開が素晴らしくサスペンスフルでハラハラが最後まで続きます。

歴史ドラマとしてもスケール感があり、見応えが半端ないです。

こんな傑作が全然話題になっていないとかどうかしています。