「辻占恋慕」などの作品で注目を集める大野大輔が監督した「ミスマガジン2022」受賞者の6人が主演を務めるオリジナル作品です。
甲府の社会人野球チーム「エリュマントス」のチアリーダーだったココ、ユナ、ミズキ、リナ、スズ、サラの6人は、マネージャーの穴倉に連れられ、ドサまわりを続けている。最底辺の地下アイドルのような活動をさせれられているメンバーたちと穴倉とのケンカは絶えない中、とあるイベントに参加するために山梨の温泉街にたどり着いた一同は、穴倉の不用意な発言からトラブルに巻き込まれ…
シネマスコーレで直井プロデューサーと瑚々の舞台挨拶付きで観ました。
瑚々さんは初めての名古屋だとか。
キングレコードと講談社でミスマガジンで映画を作る依頼を受け、コンペで選ばれたのがこの作品。講談社の人が「辻占恋慕」を観ていた。
瑚々さんは「チアダン」をイメージしていたら、台本読んでびっくりだったと。最初に20分くらい面談しただけなのに監督凄いなというキャラクターになっていた。
みんな脚本読んでアクションもあるし、どんな映画になるのかメンバーでザワついたとか。
ダンスのクオリティをあげろと監督にけっこう言われた。出来上がりを観て、オープニングでの使われ方に驚いた。ラストのダンスはテイクを重ねて、大変なことになった。
現場では地上げメンバーや中島さんが盛り上げてくれて頑張れた。
監督のイメージは目も合わせず、小さいパソコンをカタカタ言わせてプロフィールにあるようなことばかり聞かれた。麻倉さんは面談で猫かぶっていたのにあのキャラクターになっていた。監督はでっかいマスクしていて表情が見えなくて宇宙人なイメージ。微調整が多かった。足をぶつけるシーン、一人で泣いているシーンとかけっこう撮り直したけど、何が違うかわからなかった。
だんだん現場は殺伐としてきていた。
出来上がりを観て監督の見方が変わったけど、現場ではこなすので精一杯だった。
自分が出ていて面白いと思えたのは初めて。
全部入って75分に収まっているのが凄い。
監督は納品してからほぼ現れていないので顔を合わせる機会が少ない。
舞台挨拶に来たのに直井Pと印税の話だけして帰った。今ワークショップや舞台で監督は忙しいみたい。
瑚々さんは今後、映画は監督によって出来上がりが違うので、想像力持って現場でやっていきたいと。
役者大野さんとも共演も。
監督はこの作品はめちゃくちゃ気に入っているとか。