フーファイターズが自作自演するけっこうグロいホラーコメディだった「スタジオ666」 | キネマ画報

キネマ画報

名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

人気ロックバンド、フー・ファイターズのデイヴ・グロール原案・主演による長編ホラー・コメディです。NETFLIXで観ました。

 

ロックの殿堂入りをしたフー・ファイターズが10作目のアルバムレコーディングのため、エンシノにある屋敷を訪れる。この屋敷はロック史に残る陰惨な事件が起きた場所でデイヴ・グロールはアルバムの完成とバンドを脅かす超自然的な力に取り憑かれてしまい―

 

ロックの殿堂入りするほどのベテランバンドのフーファイターズが大真面目にホラー映画の犠牲者をやっているのが一番笑えるポイントかもしれませんが、ホラー映画的なグロシーンもしっかりあるし、ストーリーもベタに呪われた館もので安心感あるし、ホラーコメディとしてもしっかり楽しめる仕上がりでした。バンドならではの殺害シーンもあったりオリジナリティあるアイデアも楽しめます。メンバーの死に様もなかなか豪快。

ホラーと言えば無軌道な若者グループやファミリーが犠牲になるのが相場ですが、ほぼほぼ初老のオッサンしか出てこない異色なホラーでもありました。