監督、キャストの舞台挨拶付きで観た「クモとサルの家族」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

江戸時代を舞台にしたアクション時代劇です。

 

江戸時代初期。元忍びのサルは、妻クモと4人の子どもたちと森の中で狩りをしながら暮らしている。クモは超売れっ子の忍びで、一家は彼女の稼ぎで生計を立ていた。ある日、子どもたちが峠で倒れている老人を発見し、助けようとするが、峠には天狗という凄腕の狙撃手がおり、侵入者を狙っていた。子どもたちは老人を助け出し、記憶が曖昧なその老人をサルの家で世話することになり…



長澤監督と宇野祥平さんの舞台挨拶付きで観ました。上映前の舞台挨拶でした。

撮影は2019年のコロナ禍前。製作のきっかけは監督が50歳になるときにやりたいことをやろうとプロデューサーから監督になったと。

普通のことをやっても面白くないので、35ミリフィルム撮影で時代劇を製作した。

フィルムは会社がデッドストックしていたものをただ同然で手に入れた。監督はよく使うアオイスタジオの喫茶店で宇野さんがウェイターをやっていた。宇野さんは監督を覚えていた。津田寛治さんも先輩だった。脚本のイメージがバガボンのパパで宇野さんを起用した。宇野さんは公開初日にそれを聞いてキャスティングミスだと思ったと。徳永えりさん起用の理由は峰不二子のイメージだったと。

宇野さんは撮影で小豆島まで行って、行ったかいがあったと。監督が無謀な挑戦しているのが凄いなと。徳永えりさんとは初共演。

監督は宇野さんがこんなにアクション出来るんだと感心したと。見所は宇野さんのアクション、走りを見て欲しいと。

キャスティングには妥協はなかったと。企画書の相関図には漫画のキャラを入れていたとか。

監督にとって宇野さんはアイドルだったと。