ウェス・アンダーソン監督によるロアルド・ダール原作のNETFLIX新作短編映画「ねずみ捕りの男」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

ロアルド・ダールの作品の中でもあまり知られていない短編小説を原作に「グランド・ブダペスト・ホテル」のウェス・アンダーソンが映画化したNETFLIXオリジナル作品です。

 

ネズミ駆除を生業とする男を主人公にした物語。


本来はイケメン俳優なレイフ・ファインズがネズミ男呼ばわりされる異様な風貌のねずみ捕りの男を演じています。

その風貌はやがて優秀なねずみ捕りは世界中の誰よりねずみに似てなくてはいけないという信条によるものがわかります。

そして、このロアルド・ダール原作のシリーズには必ず語り手が劇中にいて、カメラ目線で語ります。さらにレイフ・ファインズは作者としても登場します。

このねずみ捕りの男がいかにして、ねずみ駆除をするのかが物語の肝になります。

ネズミはストップモーションアニメで描かれ贅沢な感じ。

ロアルド・ダールらしい毒のあるお話でこれを観るとあるお菓子が食べられなくなるかも。