手塚治虫の名作漫画「火の鳥 望郷編」を、STUDIO4℃がアニメ化した作品のディズニープラスの配信版です。
荒廃していく地球から逃亡したロミとジョージのカップルは辺境の星で新たな生活を始めるもジョージが事故死し、ロミは息子のカインとの生活を始めるがカインとの生活を少しでも長くするためにコールドスリープすると目ざまたら1300年後でそこには念力が使えると言う新人類がいて、新人類の少年コムはロミを故郷地球に連れて行こうとするが…
「火の鳥」シリーズは全作品読んでいるはずですが、望郷編の物語はすっかり忘れているのでなんか新鮮です。絵柄もドラマも手塚治虫っぽさのある仕上がりで違和感なく観られました。
現代のアニメの流行りとかにまったく背を向けた大人向けのSFドラマでアニメをあんまり観ない人でもすんなり入り込めそうです。エピソードも4話構成なので映画1本分の時間で観られるのがいいです。
手塚治虫を知っている世代には馴染み深いイメージになっていますが、知らない世代にはどう映るのか気になります。
劇場版のポスターを観たらタイトルが「エデンの花」になっていました。配信版とは何が変わるのか気になります。