監督の舞台挨拶つきで観た「縁の下のイミグレ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

近藤秀将の著書「アインが見た、碧い空。あなたの知らないベトナム技能実習生の物語」を原案にした社会派ブラックコメディです。


技能実習生として日本へやって来たハインは職場の工場で不当な扱いを受けている。そんな彼女の状況を不憫に思った知人・土井は、ネットで見つけた行政書士事務所に相談する。土井は曲者の行政書士・近藤らと話す中で、技能実習生の制度が抱える闇について知っていき、ハインをサポートする監理団体に直談判するが…

監督の舞台挨拶つきで観ました。

外国人技能実習生をテーマにしたきっかけは大学で知り合った行政書士の友達の近藤さんから話を聞いたのがきっかけでいろいろ取材したけど闇が深すぎる問題だったので、1シチュエーションでそれぞれの立場の思惑を描く作品にしたと。

他人事っぽく思っていたけど、自分たちも荷担していることに気づいた。

ヒロインはベトナム人設定だけど、フィリピン人女優をキャスティング。

堀池くんは東リベと撮影がかぶっていたので頭が金髪だった。

マギーさんは監督が前に演劇をやっていた繋がりでオファー。

政治家役の人は京都大学出身で実際は頭がよい。

ラサールさんはよく炎上するので起用するか悩んだ。でも本人はめちゃくちゃいい人。

1シチュエーションの会話劇なので、撮影前にディスカッションをして専門的な話などした。

映画というより舞台っぽい作りでやった。


ここからは感想。

メッセージ性はわかりますが映画としてはただただ説明が続くばかりの酷い出来なのでお金を払ってまで観る価値はないなと思いました。