「ボーダー 二つの世界」の鬼才アリ・アッバシ監督が、実際あった娼婦連続殺人事件を元にしたクライムサスペンスです。
2000年代初頭。イランの聖地マシュハドで、娼婦の連続殺人事件が発生する。「スパイダー・キラー」と呼ばれる殺人者は「街を浄化する」と犯行を繰り返すが、一部の人々はそんな犯人を英雄視する。女性ジャーナリストのラヒミは、危険を顧みず事件を取材する。そして遂に犯人の正体にたどりついた彼女は…
最初にシングルマザーの娼婦が家を出るところから殺されるまでが克明に描写され、被害者の不幸さに同情しました。
殺人シーンがやけにリアルで最後にはドキュメンタリーみたいになっていて、かなり重い作品でした。
軽い気持ちで観たら大変なことになるかも。