「星空のむこうの国」の小中和哉監督が、自身の青春時代を題材にした青春映画です。
1978年、夏。「スター・ウォーズ」に影響を受けた高校生の広志は、友人の喜男と共に宇宙船のミニチュアを作って8ミリカメラで撮影する。クラスで文化祭の出し物について話し合う際、勢いで映画制作を提案してしまう。思いを寄せる女子・夏美にヒロイン役を依頼するふぁ断られ、彼女を説得するため、喜男や映画マニアの佐々木も加わり脚本の執筆に取りかかるが…
8ミリ映画出身の小中監督が自らの青春時代を振り返る日本版「フェイブルマンズ」ですが、スピルバーグのようにいじめられっ子じゃないので、かなり甘い8ミリ青春グラィフィティになっていました。
ヒロインが「ベイビーわるきゅーれ」の高石あかりですが、あちらの彼女とは別人のようなマドンナぶりがかなり、甘酸っぱい感じでした。
主人公が撮影した劇中劇がしっかり収録されているのも「フェイブルマンズ」な感じ。
映画監督は初期作品をリメイクしたくなるもんなんだろうか。