ヒロインが救いなさ過ぎていかにもダルデンヌ兄弟な「トリとロキタ」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「ロゼッタ」のジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟が、アフリカからベルギーに流れ着いた偽りの姉弟の過酷な現実を描いたヒューマンドラマです。

 

アフリカからベルギーのリエージュにやって来たトリとロキタ。偽りの姉弟として生きる2人は、年上のロキタが社会からトリを守り、トリは時々不安定になるロキタを支えている。10代後半のロキタはビザがないため正規の職に就くことができず、ドラッグの運び屋をして金を稼いでいたが…


ダルデンヌ兄弟はいつもこんな感じなんで、ヒロインのあまりにも救いのない結末にも通常営業な感じがしてしまいます。

淡々と悲惨な移民の生活か描かれ痛烈ではあるけど。