「フェイブルマンズ」の劇中にも登場するスピルバーグは少年時代の1961年
に製作した短編戦争映画です。
「フェイブルマンズ」劇中でも数分の作品でしたが、元々2分くらいの短編だったみたいです。「フェイブルマンズ」では血しぶきが舞い、最後に華麗な移動撮影を見せていますが、実際はそこまでは出来ていない感じです。とはいえ少年時代の作品にしては迫力満点で自主の8ミリ映画としてはかなり上出来な部類です。
「フェイブルマンズ」でのこの映画はおそらく当時スピルバーグ少年が頭の中で描いていた物語をきちんと映像化したものなんだと思いました。
スピルバーグの自主映画といえばSF映画で後に自分の会社名にもした「アンブリン」や同じくSFの「ファイヤーライト」が有名でしたが「ファイブルマンズ」ではそっちはまったく語られずこの作品が紹介されたのが意外でした。
