「幽霊アイドルこはる」など短編作品を手掛けてきた井坂優介監督の長編デビュー作です。
恋人さゆりを事故で亡くした健悟は、女子高生の海花と出会い、彼女の父で祈祷師の哲史によって健悟はさゆりの霊を見ることができるようになる。再びさゆりと一緒に暮らし始め、恋人の霊もはっきり見えるのに平穏な日々を過ごす。ところがある日、海花が健悟のことを好きになってしまい、さゆりとの三角関係に発展し…
伊坂監督、シャーマン役、手塚眞さん、シャーマンの妻役池上恵さんの舞台挨拶付きで観ました。終盤、ひと:みちゃんも物販の宣伝に。
監督はいろんな要素を掛け合わせて作った映画だと。
手塚さんが出演した理由は友達の「ロリさつ」の増井公二監督から、キャスト募集あるぞと言われて、遊びで応募したら、シャーマン役を振られた。
当時は髪が短かったので迫力が足りないのでウィッグを持って行った。無精髭もはやした。
にわか俳優だから、役作りを真剣に考える。白髪じゃなくてブリーチで白くしているけど、役に合わせて変える。ウィッグは若返る場面で切るために若返るシーンは後にしてもらった。
感情的なセリフを淡々とやれと台本の真逆を演出され、現場で悩んだことも。
池上さんは撮影はすっと終わったと。
撮影期間は1年。シャーマンのお屋敷は監督の実家だった。
イタリアみたいに家族的な映画作りだったと。
手塚さんはヒロインの木原さんが素晴らしかったと絶賛。監督より上から目線で演じていたと。
監督の演出は誉めるスタイル。
俳優は監督が怖いもんで、内田裕也さんも手塚さんが怒鳴る監督か気にしていた。本番終わるまで休憩しない人だった。

