トム・ハンクス主演の感動作品でも映画館はガラガラ「オットーという男」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

「プーと大人になった僕」のマーク・フォースター監督の新作です。

 

嫌われ者のオットーは、近所を毎日パトロールしてはルールを守らない人に説教を垂れ、面倒で近寄り難い存在。そんなオットーも人知れず孤独を抱えていて最愛の妻に先立たれ、仕事も失った彼は、自らの人生を終わらせようとしていた。ところが、向かいの家に越してきた陽気な女性マリソルとその家族が、邪魔をして死ぬことができず…

 

 トム・ハンクス主演で初日の夜の回、お客さんヒトケタの衝撃。内容的にはフレドリック・バックマンのベストセラーを映画化した2015年のスウェーデン映画「幸せなひとりぼっち」のリメイクで、オリジナル版より口当たりのよい感じの仕上がり。それが物足りなさになっていた感じ。

トム・ハンクスは悪くないけど、パンチがなくていつものマーク・フォースター作品という感じでした。