「ぼくらの家路」のエドワード・ベルガー監督によるエリッヒ・マリア・レマルクの同名小説の再映画化NETFLIX作品です。第95回アカデミー賞で作品賞含む全9部門にノミネートされたので観ました。
第1次世界大戦下のヨーロッパ。17歳のドイツ兵パウルは意気揚々と西部戦線へ赴く。しかし、その高揚感と使命感は凄惨な現実を前に打ち砕かれる。仲間たちと最前線で命をかけて戦ううち、パウルは次第に絶望と恐怖に飲み込まれ…
最前線で多くの兵士が銃弾に倒れ、死体が山積みになる。その死体から軍服が回収され、列車で工場に送られリサイクルされる。その名札には戦場を駆け巡っていた兵士の名前が。その制服は新たな兵士に手渡されます。過酷な戦場から希望に満ちた新兵へ物語は移ります。彼らの行き先が西部戦線。
オープニングは感心したけど、そこから先は退屈でした。2年前の「1917」で観たあの光景が再びといった感じで、既視感ありあり。
そして、長い。
1930年の最初の映画化作品は観たとき、蝶のシーンとかすごくインパクトがありましたが、これはどっかで観たような場面が多いなと思って観ていました。
今年のアカデミー賞はノミネート作品を観る限りマジで不作だなと実感。