前夜祭ライブビューイング付きで観た「月の満ち欠け」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。

佐藤正午の直木賞受賞ベストセラー小説を「母性」の廣木隆一監督が映画化した作品です。

 

小山内堅は、愛する妻と幸せな日常を送っていたが、不慮の事故で妻の梢と娘の瑠璃を同時に失う。悲しみにくれむ小山内のもとに三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。事故当日、娘の瑠璃が面識のないはずの三角に会いに来ようとしていたといい、三角は娘と同じ名前を持ち、自分が愛した「瑠璃」という女性について語り始め…


監督、大泉洋、目黒蓮、柴咲コウ、有村架純の舞台挨拶ライブビューイング付きで観ました。

大泉さんが目黒さんに背が高いんだから、自分と並ぶときには厚底の靴を履いてくるなというツッコミから始まり二人の仲の良さを窺わせました。

前世はなんだったかという質問には、大泉さんが北海道の王様、有村さんが北欧の人、目黒さんが牛、柴咲さんが武士、監督がミズスマシと最後の三人はなぜか韻を踏んでいました。

だいたい本編とはあんまり関係ない話で盛り上がっていました。

映画の内容的には生まれ変わってずっと好きだった人を追いかけるという話をファンタジーとして、素直に受けとるか、生まれ変わりの先の家族目線で観るとホラーでしかないなと思うかで評価が別れそうな作品です。

個人的には最近、亡くなった奥さんが小学生に取り憑いて現れたり、おじさんに取り憑いて現れるドラマがあったので、その生まれ変わりの異様さが頭をよぎりました。