「アメリカン・ハッスル」のデヴィッド・O・ラッセル監督が史実とフィクションを織り交ぜて描くクライムストーリーです。
1930年代のニューヨーク。かつて第一次大戦の戦地で知り合い終戦後にオランダのアムステルダムで親友になったバート、ハロルド、ヴァレリー。三人は何があったもお互いを守り合うと誓いを立てていたが…
クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントンというオスカー感ある主演トリオが癖の強いキャラを演じ、ロバート・デニーロ、マイク・マイヤーズ、ア二ャ・テイラー・ジョイ、ゾーイ・サルダナ、マイケル・シャノンら主役級キャストが脇役を楽しそうに演じています。
こってりした演技ですが、映像は美しくクドさは感じませんでした。
このバランスの良さは紛れもなく監督の采配の見事さによるものだと思います。