早かったBL映画の金字塔な「ブエノスアイレス」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


「WKW4K」というウォン・カーウァイ監督作品の4Kリマスター版上映での1本で1997年制作の作品。

愛し合いながらも別れを繰り返してきたウィンとファイは関係を修復するためイグアスの滝へ向かうが途中で道に迷いケンカ別れしてしまい…

公開時にはBL映画に耐性がなくて、ひたすら苦痛でしたが、近年のBL映画ラッシュにすっかり耐性がついた今観るとすんなりと受け入れられました。
ウォン・カ-ウァイ作品の中でも一番ストーリー性があるんじゃないかと思うラブストーリーぶりで、トニー・レオン、レスリー・チャンに若きチャン・チェンまで絡むアジアンビューティーな俳優たちにこんな生々しいラブシーンをやらせているのがなんかすごいです。
香港の真裏のアルゼンチンまで行って、愛憎を繰り広げるゲイカップルの物語ってなんか凄いです。
今でもほぼ満席するパワーは本物です。