柳英里紗映画祭初日、柳英里紗映写技師デビュー!山下監督も登壇「天然コケッコー」 | キネマ画報

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くらもちふさこの人気コミックを山下敦弘監督が映画化した2007年の作品です。柳英里紗映画祭で柳さんが映写技師となってのフィルム上映です。

中学2年生の右田そよが通うのは生徒が6人しかいない分校。ある日、そこに東京からの転校生大沢広海がやってきて…


柳英里紗さん自身による映写は最後に音がガサッと鳴った以外は完璧な上映でした。
映写しているところを撮影もしたそうです。
本人は絶対ミスすると思っていたとか。
映写しながら不思議な気分になったと。「天然コケッコー」を15年目にして初めて客観的に観れたと。
当時、高校1年で夏帆さんより1歳上だったそうです。
きょうは魔女見習いのイメージの服を着てきた。
なんと山下監督もサプライズで舞台挨拶に登場。
仕事が早く終わって東京から駆けつけたそうです。
当時の柳さんは監督と子どもたちの間に立ってもらっていたと。
撮影は2006年で監督は29歳から30歳の年。
35ミリで撮影したのはこの作品が最後だったとか。
監督はフィルムで観れることがなかなかないので観に来たそうです。
監督は観ながらロールの変わり目を思い出しと。
あの頃の映画のリズムを思い出した。当時は手探りで全カット何かやろうとしていたことを思い出したと。
脇の子どもたち会話は監督が現場でセリフを書いて渡していたとか。
1カットの緊張感はあの頃の方が強かった。
監督は当時、カメラの横にいたと。
柳さんは監督が初めて若いお兄さんで初めて一緒に作っている気持ちになれた現場だったと。
オーディションからクランクインまで半年あり、柳さんは他の子のオーディションの相手役に呼ばれていた。
最年少のさっちゃんが先に決まっていて、夏帆がテンパっていたのが良くて選んだ。
しげちゃん役は宇野祥平にするか最後まで悩んだ。