プロデューサーのトークイベント付きで観た「EUREKAユリイカ」 | キネマ画報

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「Helpless」の青山真治監督が実際にあったバスジャック事件もモチーフに描く2000年製作の217分の大作です。

九州の地方都市でバスジャック事件が発生し、生き残ったのは運転手の沢井と中学生の直樹と小学生の梢の3人だけだった。2年後、家族を置いて街を去っていた沢井が町に戻ると周辺で連続殺人事件が発生し…

仙頭武則プロデューサーのトークイベント付きで観ました。
仙頭さんは現在名古屋学芸大学教授。
青山監督がライター時代に知り合い、「Helpless」からプロデューサーに。
4~5本を一度に製作するスタイルで、その第2弾で「ユリイカ」を1億3千万円で製作。
出演している利重剛監督の作品を製作。
元嫁の河瀨直美監督作品も。
青山監督とは音楽からイメージを作る。
シネスコ、モノクロ、長い映画はやめるとWOWOWから言われてあえて反対をやった。
監督が書いた原作小説も成功した。
青山監督とは名古屋で「ユリイカ2」を作る企画があったけど、実現しなかった。
カンヌで出品前に30分切れと言われたが切らなかった。
1999年に冒頭に宮崎あおいが「大津波が来るよ、みんないなくなるよ」というセリフが予見的になった。
「濱マイク」の青山監督作品はこの製作スタッフでカルト宗教ネタをやっていた。