戸田真琴監督の舞台挨拶付きで観た「永遠が通り過ぎていく」 | キネマ画報

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名古屋在住映画好きダメ人間の映画愛をこめてのブログ多少脱線ありです。


セクシー女優の戸田真琴が監督した3つの短編からなるオムニバス作品です。

植物園で互いの宿命を解析し合う少女たちを描く「アリアとマリア」、キャンピングカーで旅に出る男女の刹那を描く「Blue Through」、大森靖子の書き下ろし楽曲を使用し、喪失祈りを描く「M」

戸田真琴監督の舞台挨拶付きで観ました。
東京の吉祥寺に続く上映。
自分が生きてきた史実を、愛しています。がキャッチコピーで自伝的作品。
日本は凡庸になれと教育している国。
私はどんな風に世界が見えているかを表現したくて作品に。
劇中の写真はiPhoneで撮りためた写真。柔らかい頭で観ていただけるといろんな解釈が出来ると思う。
メジャー作品は受け取りかたを限定されている分安心出来ると思うけど、人はそれぞれ見えているものが違うのだからそういう作品ばかりなのは嫌だと。
私はこの作品が罵られても幸福。
自分が感じたことを言葉で伝えるのは難しい。自分の感情をノンフィクションで伝えるのでなく、詩にして伝えたいと思って作った。
SNSで何を言われても大丈夫。どう思うのもその人の自由。